17日(月)からの不老泉
・お世話になります。
今日は選挙です。
大事な大事な選挙です。
私も先ほど投票してきました。
選挙も今日で終わります。
明日からは、飲みましょう!
お勧めです。
もろはくの定番の一つ滋賀県の「不老泉」です。
今日は「NO.91」と「山廃仕込み 無濾過生 酒母四段」のご紹介です。
「NO.91」は20BYの70%精米の山廃純米です。
常温でタンク貯蔵。
ここに旨みがのった理由の一つがうかがえるのかもしれません。
日本酒度が±0、酸度が1.9、そしてアミノ酸度がなんと2.9・・・
アミノ酸って、旨み成分ですよね。
とっても濃いイメージなんですが、濃過ぎないんですよ~
味わいがあるのに、飲めちゃう・・・
これが不老泉の真骨頂!!
まいっちゃいます。
そしてもう一つ・・・
「山廃仕込み 無濾過生 酒母四段」
もろはくは「特定名称酒」、いわゆるお酒のグレード的には、本醸造から上のグレードだけを使う事にしております。
しかしながら今回は、その掟を破ります。
このお酒、実は普通酒です。
普通酒の理由は、規格外のお米を使用しているからなんです。
契約栽培米の山田錦を使っているのですが、実は粒が小さく、規格外となっているのです。
蔵元の上原さん曰く「気分は山廃純米酒」とか・・・
規格は、必要なものですよね。
ただ今回は、その規格ってなんだろうかと思わせてくれる味に仕上がっています。
さらに「酒母四段」とあります。
個々のお蔵は基本的に三段仕込みでお酒を造ります。
さらにもう一手間かけて、旨みを出しに行きました。
それがお酒の元となる「酒母」を四段仕込の時に使っております。
結果として・・・
日本酒度-4 酸度2.8 アミノ酸度2.4ともろはく使用に仕上がっております。
こうなれば、当店で扱わない訳にはいきません。
今年の呑み切の時にも、飲ませていただきましたが、その当時よりも味が膨らんできております。
いわゆるジャンル的には普通酒の気分は山廃純米酒、いかがでしょうか?
ではでは~~~
年末年始の予定です。
・お世話になります。
いよいよ今年も残すところ、あと半月となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
もろはくは、この一年の感謝を込めまして、17日から30日まで、皆様の御来店をお待ちして、休まず営業いたします。
(ただ日曜日と祝日は、午前1時を回ったところでお客様がいらっしゃらなければ、閉店といたしますね。)
皆さん日本酒飲んでますか?
クリスマスもありますが、日本酒はいつ飲んでも美味しいです。
スタッフ一同、雄町申し上げます。
一つお願いがあります。
「ご予約」について
いつもありがとうございます。
ご予約についてのお問い合わせが多くなってきております。
今後ですが、前もってのご予約は、勝手ながら午後9時までの入店のみ、お受けさせていただきます。
9時以降に関しましては、当日、随時、お席の確認のお電話でお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
瀧自慢
・お世話になります。
また週末がやってきました。
毎日毎日が早過ぎます・・・
と言う事で?今日のお勧めです。
三重県は 瀧自慢
地元の山田錦を使った純米大吟醸です。
今回のタイプもいいですねぇ~~~
穏やかな感じで口の中に旨みが広がります。
余韻を残しながら、優しくきれていくような気がします。
見事ですね~
瀧自慢さんが目指すものがホームページにも載っております。
それは 「百人が一杯飲む酒よりも、一人が百杯飲みたくなる酒」
う~ん、サスガです。
お蔵にお邪魔したのは、もう4年も前でしょうか・・・
これまた早いですね~
当店が良く扱わせていただく三重県のお蔵様は、るみ子の酒、而今等がありますが、それぞれのお蔵で個性がはっきりと違い、三重県自体の味わいを一括りには、しにくい県の一つですね。
味わいは、穏やかな感じのお蔵元、杉本さんのお人柄を感じます。
最近は地元のお米を使うことが多くなったお蔵ですね。
最近は、このパターンに興味がある担当者でした。
雄町しております。
ではでは~~~
金滴さんに行ってきました
新十津川に行ってきました。
日ごろの行いが良いせいか?丁度お邪魔する時間帯は札幌も新十津川も晴れておりました。
丁度お蔵を後にしたころから境地的に大雪になったみたいです。
金滴さんにお邪魔する時は、必ずと言って良い程、雪が降っております。
まあ冬ですから毎日雪が降ってもおかしくもないのですが・・・
今年5回目の新十津川です。
年内はこれが最後ですね。
丁度、彗星の純米の生酒がリリースされたばかり、感想もそうですが、23BYと24BYの違いを聞きたかったのです。
杜氏曰く「明確なのは経験値」とお答えがありました。
昨年の造りは、料理に例えると、レシピのないところにいきなり料理を作るようなものみたいだったと・・・
川端杜氏は22BYから杜氏に就任されました。
しかしながら22BYの仕込みはわずか数本。
本格的に始まったのは、そう23BYからです。
川端氏はご存知の通りに、本州のお蔵さんで修業されてきた方です。
山田錦、五百万石、美山錦等々、本州のお米を中心に酒造りをされてきました。
金滴のある新十津川は、空知地方になります。
特にエリア的にはJAピンネの吟風の生産地です。
金滴は、地元、空知の米を使うのが特徴です。
杜氏は、道産の好適米の吟風、彗星はもちろん使ったことはなかったのです。
しかもお蔵には、一緒にお酒を醸したことのあるスタッフもいませんでした。
週に5回は、お蔵に泊まる毎日だったとか。
毎日毎日を仕込と闘う日々が続いたみたいです。
実際に感じる事は出来なかったかもしれませんが、23BYの始めの方に仕込んだお酒と後半に仕込んだお酒の味は、明確に変わってきていました。
今年は、昨年一緒に経験したスタッフもいます。
杜氏には心強い存在ですね。
23BYのお米は、かつて稀にない豊作でしかも米の粒は大きい、最高の出来栄えの米ができた年だったみたいです。
今年の米は、前半は絶望的でしたが、後半に入り、見事に回復、そして豊作となりました。
ただ米の大きさは、昨年のものよりはやや小粒との事です。
この豊作で金滴さんにも、予定よりも少し多くお米が入ったみたいです。
昨年のお酒造りの経験を元に今年の造りが始まっております。
リリースされた彗星純米の味わい、皆さんどうお感じになられましたか?
個人的には、昨年のモノよりは香も穏やかで、より洗練されて、さらにふくらみがアップしている気がします。
今まで味わってきた彗星を使ったお酒のイメージは、澄んだ繊細なタッチな味わいでした。
今回感じたのは、ブドウのような旨み、そして膨らみ感、とても楽しい味わいですね。
昨年にはない味わいです。
さらにこのお酒の火入れが楽しみですね。
生のタイプと火入れのタイプの違いをイメージしてお酒を造られたみたいですね。
生なんだけど、あまりフレッシュフレッシュしすぎていないような感じだとか・・・
では火入れはどうなるのでしょうね?
今年は、仕込番号までもが気になる造りなのかもしれません。
今年も金滴は変化し続けます。
私を筆頭に道民は道産米で造った、道産酒に飢えているような気がします。
金滴さんは、昨年は大ブレイクでした。
私が感じるには、北海道には、今までにはなかったタイプの日本酒であり、さらにそれが美味しく感じ、価格がよりお値ごろであったからだと思います。
美味しくてコストパフォーマンスが良い・・・
それは売れることになり、本州のものを買わなくても北海道のものを楽しむようになりますよね。
道産米の価値は、今は上がってきています。
今後もどんどん上がるでしょう。
その時の道産酒の価格はどうなるのかが心配です。
コストパフォーマンス・・・
難しい言葉ですね。
いつも思っておりましたが、道産酒は美味しいものがあっても、残念ながら本州産のお酒の味わいと比較して何かが劣っているものが多かったように思えます。
醸した本人がびっくりした金賞受賞、しかも道産米での受賞。
北海道に住む者にとって、この上ない嬉しい受賞でした。
この受賞は、金滴さんだけのものではなく、北海道全体の受賞に感じて行きたいです。
もちろん金滴さん、川端杜氏にはますます頑張ってほしいですし応援させていただきます。
そして北海道のお蔵さんにも、もっともっと頑張ってほしいですし、応援させて欲しいです。
来年、もろはくは節目の年を迎えます。
この時期に金滴さんが頑張ってくれて嬉しいと感じてます。
御縁も感じます。
そして北海道のお酒を応援できる事を強く願っていきたいです。
今回の金滴さん訪問で、金滴さんの事以外にそう強く感じるものがありました。
川端杜氏、スタッフのみなさん、お忙しい中、ありがとうございました。
麹室でご指導いただいた加藤さん、ありがとうございました。
台形になるのに時間がかかりましたが、また伺います。
その時はもう少し上達してまいりたい思います。
蒸米掘りは、また体験させてください。
雪かきで特訓してまいります。
駆け付けてくれた笠井さん、ありがとうございました。
櫂入れのタイミングは次回以降に合うように頑張って行きましょうね。
杜氏、蒸米の暑さを教えていただき、感謝です。
他の方にも伝授してください。
また、伺います。
ありがとうございました。
北海道の24BYを楽しくさせていただける訪問でした。