お世話になります。
11月3日(木) 営業です。
一月前、担当者のみ、大江戸の帰りに仙台に行っておりました。
仙台に来るのも6年振りでした。
いつもお店にお越しいただいているお蔵さんがいっぱいあり、いつ行こうかと
日々思っておりました。
その中でもよく来てくださっている方に会いに行きました。
大沼酒造店 宮城県柴田郡村田町
乾坤一(けんこんいち)さんです。
仙台からバスで1時間かからないところにお蔵はありました。
やはり米どころの宮城県、田んぼが広がります。
この時期、お米の刈取りが行われているところと、刈取りを待っている田んぼが混在している
状況でした。
お蔵の前には「諸白」の看板があったのですが・・・
次回の時に撮りなおしてきます・・・
さあ、今日はこちらのお蔵のお酒を紹介いたします。
今日は2種類です。
乾坤一 純米大吟醸 「雄町」
乾坤一 純米吟醸生詰原酒 「ひより」
当店で乾坤一と言えば、雄町40%精米の純米大吟醸( 日本酒度+1 酸度1.9)
基本的に地元米を中心に醸されているお蔵ですが、この雄町、人気者なのです。
「香り過ぎない大吟醸」を造っているお蔵元です。
さらに飲み飽きしない、お料理との調和が楽しみなお酒が多いのですよね。
そんな中でこの雄町、雄町の旨味も前に出てきます。
決して味が多すぎない・・・
人気の秘訣でしょうか~~~
あえて今日も、もろはくで人気のあるタイプ、紹介します。
ぜひ飲んでみてください。
もう一つ!
地元産酒造好適米「ひより」を使用した注目のお酒です。
ひより50%の純米吟醸原酒( 日本酒度+8 酸度1.8)
地元米使用酒です。
こちらでは、ササニシキなどの地元米を多く使用しています。
「ひより」は「ササシグレ(ササニシキの親にあたる品種)」×「山田錦」の交配種です。
ある意味このタイプは限定品。
どこの県もそうですが、山田錦に勝るとも劣らない地元米の開発が進められております。
とくに山田錦が実らない土地では、その研究は進んでおります。
この2タイプ、データの酸は高めですが、酸っぱいわけでは無く、綺麗な酸に仕上がっております。
この酸が味を引き締め、さらに他の優しい旨味を引き出してくれています。
今日は、そんな2種類の乾坤一、飲んでみませんか?
霙混じりの空模様の札幌ですが、しっとり、ゆっくり、日本酒してみませんか?
雄町しております。