お世話になります。
昨日も多くの方がここに来てくださり、感謝申し上げます。
おかげさまで金滴がよく出ました。
ありがとうございます。
今日はその金滴の川端さんが学生時代を過ごした石川県のお酒を紹介いたします。
まずは・・・
天狗舞
車多さんのお酒です。
能登四天王の杜氏「中三郎」杜氏もいらっしゃるお蔵です。
今日は 山廃純米 生原酒
しっかりした野太い味わいです。
そして・・・
菊姫 純米 山廃 生原酒 K-7
お馴染みのK-7です。
7号酵母使用の深い味わいのお酒です。
どちらも共通なのは、しっかり野太いなんです。
飲んでみてください、楽しいですよ~~~
ではでは~~~
金滴さんに行ってきました
新十津川に行ってきました。
日ごろの行いが良いせいか?丁度お邪魔する時間帯は札幌も新十津川も晴れておりました。
丁度お蔵を後にしたころから境地的に大雪になったみたいです。
金滴さんにお邪魔する時は、必ずと言って良い程、雪が降っております。
まあ冬ですから毎日雪が降ってもおかしくもないのですが・・・
今年5回目の新十津川です。
年内はこれが最後ですね。
丁度、彗星の純米の生酒がリリースされたばかり、感想もそうですが、23BYと24BYの違いを聞きたかったのです。
杜氏曰く「明確なのは経験値」とお答えがありました。
昨年の造りは、料理に例えると、レシピのないところにいきなり料理を作るようなものみたいだったと・・・
川端杜氏は22BYから杜氏に就任されました。
しかしながら22BYの仕込みはわずか数本。
本格的に始まったのは、そう23BYからです。
川端氏はご存知の通りに、本州のお蔵さんで修業されてきた方です。
山田錦、五百万石、美山錦等々、本州のお米を中心に酒造りをされてきました。
金滴のある新十津川は、空知地方になります。
特にエリア的にはJAピンネの吟風の生産地です。
金滴は、地元、空知の米を使うのが特徴です。
杜氏は、道産の好適米の吟風、彗星はもちろん使ったことはなかったのです。
しかもお蔵には、一緒にお酒を醸したことのあるスタッフもいませんでした。
週に5回は、お蔵に泊まる毎日だったとか。
毎日毎日を仕込と闘う日々が続いたみたいです。
実際に感じる事は出来なかったかもしれませんが、23BYの始めの方に仕込んだお酒と後半に仕込んだお酒の味は、明確に変わってきていました。
今年は、昨年一緒に経験したスタッフもいます。
杜氏には心強い存在ですね。
23BYのお米は、かつて稀にない豊作でしかも米の粒は大きい、最高の出来栄えの米ができた年だったみたいです。
今年の米は、前半は絶望的でしたが、後半に入り、見事に回復、そして豊作となりました。
ただ米の大きさは、昨年のものよりはやや小粒との事です。
この豊作で金滴さんにも、予定よりも少し多くお米が入ったみたいです。
昨年のお酒造りの経験を元に今年の造りが始まっております。
リリースされた彗星純米の味わい、皆さんどうお感じになられましたか?
個人的には、昨年のモノよりは香も穏やかで、より洗練されて、さらにふくらみがアップしている気がします。
今まで味わってきた彗星を使ったお酒のイメージは、澄んだ繊細なタッチな味わいでした。
今回感じたのは、ブドウのような旨み、そして膨らみ感、とても楽しい味わいですね。
昨年にはない味わいです。
さらにこのお酒の火入れが楽しみですね。
生のタイプと火入れのタイプの違いをイメージしてお酒を造られたみたいですね。
生なんだけど、あまりフレッシュフレッシュしすぎていないような感じだとか・・・
では火入れはどうなるのでしょうね?
今年は、仕込番号までもが気になる造りなのかもしれません。
今年も金滴は変化し続けます。
私を筆頭に道民は道産米で造った、道産酒に飢えているような気がします。
金滴さんは、昨年は大ブレイクでした。
私が感じるには、北海道には、今までにはなかったタイプの日本酒であり、さらにそれが美味しく感じ、価格がよりお値ごろであったからだと思います。
美味しくてコストパフォーマンスが良い・・・
それは売れることになり、本州のものを買わなくても北海道のものを楽しむようになりますよね。
道産米の価値は、今は上がってきています。
今後もどんどん上がるでしょう。
その時の道産酒の価格はどうなるのかが心配です。
コストパフォーマンス・・・
難しい言葉ですね。
いつも思っておりましたが、道産酒は美味しいものがあっても、残念ながら本州産のお酒の味わいと比較して何かが劣っているものが多かったように思えます。
醸した本人がびっくりした金賞受賞、しかも道産米での受賞。
北海道に住む者にとって、この上ない嬉しい受賞でした。
この受賞は、金滴さんだけのものではなく、北海道全体の受賞に感じて行きたいです。
もちろん金滴さん、川端杜氏にはますます頑張ってほしいですし応援させていただきます。
そして北海道のお蔵さんにも、もっともっと頑張ってほしいですし、応援させて欲しいです。
来年、もろはくは節目の年を迎えます。
この時期に金滴さんが頑張ってくれて嬉しいと感じてます。
御縁も感じます。
そして北海道のお酒を応援できる事を強く願っていきたいです。
今回の金滴さん訪問で、金滴さんの事以外にそう強く感じるものがありました。
川端杜氏、スタッフのみなさん、お忙しい中、ありがとうございました。
麹室でご指導いただいた加藤さん、ありがとうございました。
台形になるのに時間がかかりましたが、また伺います。
その時はもう少し上達してまいりたい思います。
蒸米掘りは、また体験させてください。
雪かきで特訓してまいります。
駆け付けてくれた笠井さん、ありがとうございました。
櫂入れのタイミングは次回以降に合うように頑張って行きましょうね。
杜氏、蒸米の暑さを教えていただき、感謝です。
他の方にも伝授してください。
また、伺います。
ありがとうございました。
北海道の24BYを楽しくさせていただける訪問でした。
鍋島です
お世話になります。
昨日は新十津川に行って、元気を注入してきた担当者です。
川端さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
わざわざ駆けつけてくれた、笠井さん、ありがとうございます。
訪問のレポートは、また後日に・・・
さて今日はこちらです。
佐賀県は 鍋島 です。
前回、アッと言う間に無くなった・・・
New Moon です。
です。
見事ですねぇ~~~~
飲んでみてください!
そして、年忘れチキチキ大吟醸フェスティバルの純米大吟醸の登場です!!
山田錦35%精米の純米大吟醸、鍋島の最高スペックです。
なるべく多くの方に飲んでいただこうと思って、少し気合を入れて用意してみました。
雪による渋滞にも負けず、大きな音量の車にも負けず、この師走、元気に日本酒飲みましょう!!
そうそう、大谷君の入団が決まりました。
彼には、これからいろんな試練が待ち受けていると思います。
道民として、プロ野球ファンとして温かく応援していきたいと思っております。
大谷君、ようこそ北海道へ!
雄町してましたよ!!
ではでは~~~
今日は軽快に・・・
お世話になります。
冷え込みが強くなっている札幌です。
真冬日ですね。
最近、気になるテーマがあります。
「アルコール度数が比較的低いのに、味がある」
何を言っているかと思うでしょうね。
私自身、お酒の個性を強調してきました(今後も続けて行きます)。
飲んだ瞬間の感想も大事にしてきました。
ただ思う事がずーっと前から残っていたんですよね~
イロンナ酒質設計があると思いますが「味があるのにキレが良い」・・・
このお酒をお勧めいたします。
土佐しらぎく 酒楽衛門(しゃれえもん)
初めて出会いました。
先日九州に行った時に、酒屋さんで出合ったお酒です。
店主の方いわく・・・
「これまで土佐しらぎくがテーマにしてきた「フレッシュ・フルーティ・ミネラリー」の「フルーティ」の部分をあえて押え、まるでアルザスワインのようにガブガブ飲んでしまう軽やかな飲み口を生み出した。
この新たな酒質を実現するために選ばれたお米は、地元高知県産の吟の夢。
「その土地ののぶどうの個性を最大限に生かすワインのように米と日本酒を考えてもいいと思う」という仙頭さんにとって、一番身近で、原料として最も触れる機会の多い吟の夢を選んだのはごく自然なことだったかもしれない。
こうして、高知の土の養分たっぷりと含んだお米は、今まで誰も飲んだことがない、心地いい感覚の「これから」の日本酒になった。」
とありました・・・
私もコメントをいろいろ考えましたが、この店主さんコメントが見事なので掲載させて頂きました。
私自身興味あるコメントです、皆さんも気になるでしょう~
Tさん、ありがとうございました。
皆さんも体験してみてください。
次に・・・
いよいよ来週にも北海道にも上陸してくるお酒・・・
佐賀県は 東鶴
東鶴酒造は、15年振りに復活した蔵元です。
今回のご用意は3年目の23by。
そして来週北海道に上陸するのが24byなのかな?
以前にも紹介いたしましたが、飲まれていない方は、まずは先取りで・・・
軽快な喉越し、しかしながら旨味も持っているお酒・・・
今後も紹介し続けます。
師走らしくない日々が続いておりますが、おそらく今日は人が出るでしょうね。
足元、滑ります、足の裏全体で地面をつかんで、歩いてくださいね。
ではでは~~~
今日も米にこだわる方の・・・
お世話になります。
会津娘 純米吟醸 短稈渡船(たんかんわたりぶね)
このお酒をホームページで紹介していたのでそのまま載せてみますね。
お蔵のホームページの説明です。
当蔵では地元会津の米・水・人で造り上げる『土産土法』をテーマに掲げ、酒造りに取り組んでおります。
その『土産土法』の酒造りをより高めていく為、地元会津産の酒米『五百万石』の味わいをより活かせるようになる為に、『五百万石』以外の酒米での酒造りを学ぶことも欠かせないと考えます。
21酒造年度、さるご縁をいただき「山田穂」と「短稈渡船」、ふたつの酒米で純米吟醸酒を仕込みました。
兵庫の契約農家と契約田で栽培していただいた希少品種です。
酒米『山田錦』の直母系父系である「山田穂」と「短稈渡船」、純系種ならではの野趣を感じさせる味わいを是非ご賞味下さい。
との事でした。
「純系種」・・・
あまり聞きなれない言葉ですが、その通りで、その味そのものをお試しくださいね。
ではでは~~~
無農薬米
お世話になります。
無農薬米を使ったお酒を紹介しましょう~
滋賀県は 七本鎗
滋賀県産無農薬 玉栄60%精米の純米 生原酒です。
滋賀の米にこだわると言っていた冨田さん。
詳しくは 七本鎗さん のホームページをご覧ください。
地元の篤農家「家倉敬和」氏との出会いから、2010年6月に無農薬の玉栄の田植えが始まりました。
もちろん初めての無農薬の酒造りには、「不安と希望」だったそうです。
その後酒となり、一年半の熟成を経て登場してたのがこの「無有(むう)」です。
なお「生」のタイプは、」この一本で終わりです。
「生」ではありますが、お燗でももちろん行けますよ!
最近たしかに減農薬のお米は最近増えてきましたね。
出来るだけ農薬を使わないで栽培する、口では簡単に言えますが実際に行うには大変なご苦労があると聞きます。
自分のところで農薬を使わないこと、周囲の農家に農薬を減らす、使用しない事を伝える。
農薬を使わないことで、害虫が大量発生するリスクも出てきます。
それが大量発生するとなると、自分だけの所では収まらず 周りの田畑に悪影響を及ぼす可能性があり
甚大な被害を受けることになります。
周りの方々への配慮ももちろん、リスク承知の上での無農薬米なんです。
その中で出来た「無農薬栽培米」は収穫時には例えようの無い達成感と喜びと報い、何よりの安堵に包まれ、お酒になりました。
このお酒の名前は 「無有(むう)」。
農薬を無くす事により、農家と酒蔵双方の想いの有る、新たな価値有るモノが生まれた。
そんな気持ちを込め名付けました。
と、ありました。
さてこの「無有」、あなたはどんな風に感じますでしょうか~~~
私にはなんとなく優しい、ホッとする味わいに感じます。
ではでは~~~