お世話になります。
桜に続き、梅の開花宣言が出た札幌です。
そうなんです、ここ札幌では桜が先に咲くのが普通なんですよ。
ただ今一つ、暖かくなりきらないですね。
さて今日のお勧めは・・・
青森県は八戸の 陸奥八仙
地元の米、華想いを使った純米大吟醸の24byです。
陸奥八仙さんにお邪魔したのが平成21年の11月。
お蔵では21BYの仕込が始まっていました。
この年の造りから蔵を本拠地である湊蔵へ移し醸造しております。
と申しますのも・・・
創業安永4年(1775年)、陸奥八戸で創業、酒造りを始めて230年の歴史のある酒蔵さんです。
お馴染みの主力銘柄は「陸奥男山」。
(元々は駒井酒蔵店さん)
代々駒井庄三郎を名乗り、酒造り一筋の県内有数の酒蔵でしたが、戦時中の企業整備令により、三八地区(三戸、八戸)の合同会社になりましたが、経営理念の違いから10年前に離脱されました。
実際には、この蔵に戻るまで、よその場所でお酒を醸されていました。
現在あるこの蔵の場所こそが、八戸酒造さんの本拠地なのです。
自宅でありながら「よその会社の方々がお酒を造りに来ていた」と、当時の事を話してくれたことを覚えております。
そして2004年に「陸奥八仙」を立ち上げ、蔵元のご子息の駒井秀介さんと若い杜氏の伊藤賢一杜氏のお二人が中心に香も華やかなお酒を醸されています。
私がお邪魔したした時には、現杜氏のお父様もお蔵にきておりました。
(麹室もホヤホヤな感じでしたね)
蔵が移ったばかりの忙しい時期にお邪魔しました。
お蔵の中も、造りと並行して改修工事が行われておりました。
あれから4年も過ぎていますが、今はどんなふうになったのでしょうか?
(広々としていたお蔵内ですが、今は・・・)
確認しにいかなければなりませんね。
「青森の造り酒屋として青森にこだわった酒造りをめざす」、素敵な事ですよね。
どこの県でもそうですが、あの山田錦に勝るとも劣らない、いやそれ以上に素敵な地元にあった米を開発しようとする動きはここ青森でも同じです。
そして平成14年に山田錦と華吹雪を交配し、華想いが誕生致しました。
それまでは華吹雪が中心だった青森県、もちろん今でも作付されております。
長い酒造りの歴史を持ちながら、いろんな経験を持つこの酒蔵の、地元にこだわったお酒、陸奥八仙をお楽しみください。
(行った時に、新しい杉玉が作られておりました。)
今日は青森から行きましょうか~~~
雄町しております。
ではでは~~~
青森は八戸のお酒です!
今日は華やかに~
山形県は くどき上手
当店でも、人気の高いくどき上手の発売30周年の記念酒です。
人気の高さは、華やかな香り、そしてキレの良さ、そして高精米に似合わない?コストパフォーマンス。
使用酵母は10号酵母。
特徴である、華やかな豊香の生成と酸の抑えた味わいを生かした酒質設計はどのタイプにも当てはまり、それぞれのお酒が人気になっていますね。
もろはくでは、酸の高い味わいも人気がありますが、逆も真なりで、このタイプの人気も高いです。
もともとのブランド名は「亀の井」で、さらに認知を高める意味でこの「くどき上手」ブランドができたそうです。
このブランドの生産高は約1000石を超えるとの事。
全量が吟醸仕込み(このフレーズを聞くと長野県の大信州を思い出します)。
皆さんもしているような酒造好適米、「美山錦」「出羽燦燦」「山田錦」「雄町」「亀の尾」「酒未来」「羽州山田錦」「愛山」など、人気の高い酒造好適米使用率が100%使用。
それでいて平均精米歩合が50%以下と言う、何となくピント来ないかもしれませんが、業界では見事な数字なんですよね。
今回は発売三十周年を記念の山田錦を30%まで磨き上げた純米大吟醸です。
原料米 :播州・山田錦
精米歩合 :30%
日本酒度 :-1.0
酸度 :1.2
アミノ酸 :0.9
使用酵母 :小川十号
アルコール度数:17~18度
この30周年に敬意を表して、お勧めいたします!!
雄町、しておりま~~~す。
ではでは~~~
5月13日(月)のお勧めです
お世話になります。
気がつくと今週も終わってしまいました・・・
皆さん、ありがとうございます。
5月12日(日)は、お休みです。
棚から牡丹餅ではありませんが、貴重な熟成酒とお料理に出会えそうです。
感謝、感謝です。
13日(月)のお勧めです。
世の中の変化が激しい時代になってきましたね。
むろん、お酒の業界も変化してきています。
その中でこの県も動き出していますね。
そうです「NIIGATA」!
日本酒の生産高も消費高も高い新潟県。
そんな中で、県内消費のみならず、県外にも発信しようとしているお蔵がありますね。
ご紹介いたします。
福扇(fukusen)です。
ここの別ブランド名は、想天坊。
比較的後からのネーミングです。
あえて昔からの「福扇」で出てきたところに意気込みを感じます。
先日もお邪魔してきました。
お蔵元様と杜氏さんのコミュニケーションが素晴らしいですね。
さらにお蔵の方々全員が同じベクトルに向かっている感じがします。
なぜ自分がこの作業をして、何を目指すのか・・・
皆さんの目的意識が統一されている感じがします。
見事ですね。
それがこのお酒にも表れております。
ぜひ飲んで感じてください。
もう一つ・・・
たかちよ です。
ラベル変えてきました。
私が知っていたtakachiyoは、このラベルではありませんでした。
と言うことは・・・
違うと言う事になりますね。
こちらも飲んで感じていただき〼。
「新潟の新しい旋風」感じませんか?
雄町しております。
ではでは~~~月曜日に・・・
神奈川の隆です!
お世話になります。
本州は急に気温が上がって大変そうですね。
札幌も暖かくなり、ホテルエーデルホフさんの南側の桜が咲いていました。
ようやく桜が到来です!
日本って広いですね~~~
さあ、26日の札幌純米燗に向かって予習シリーズです。
神奈川の 隆 です。
今回は山田錦45%精米の純米大吟醸の生です。
このお酒、生産があったりなかったりなんですよね~
実はこの生は、3年ぶりのリリースなんですよ。
過去に、この山吹ラベルが造られていてそうなんです。
それで12年ぶりに造られたのが3年前なのかな・・・
んで、今回生のリリースなんです、ハイ!
私も飲んでみて楽しいお酒だと思います。
お蔵にお邪魔した時も、酸度がだいたい2.0近くあったりして
熟成向きなのかとも思っておりました。
ここ数年、優しい感じに仕上がっていた気がします。
詳しくお聞きしたい方は、純米燗で直接お聞きしてみてください。
隆の生酒、雄町しておりま~~~~す。
ではでは~~~
よえもん
お世話になります。
今日も純米燗に参加されるお蔵のお酒をおすすめ致します。
岩手県は、酉与右衛門(よえもん) です。
今回、初参加のお蔵です。
ご用意は、無濾過の生原酒です。
おそらく、会には出てこないタイプです。
まずは、飲んでみてくださいね(^.^)b
「美山錦55%」
特別純米 直汲み 無濾過 生 原酒
個人的なイメージとして、旨味が乗るのに熟成に時間がかかりそうなお酒のタイプと思っておりました。
特に火入れに関しては、ドライを好む方には早飲みで、旨味を重視する方には比較的な長めの熟成がよろしいかと・・・
今回は生です!
私の偏見?を覆してくれるような、生らしい旨味を出してくれていましたね。
この酉与右衛門(よえもん)を飲んで、純米燗に参加してみよう!
何て思った方は、ご連絡ください。
当店の扱いの追加チケットを出していただきました。
初夏の札幌で、楽しい純米燗、参加してみませんか?
ではでは〜
今月は純米燗があります
こんにちは。
久しぶりに気温が上がっている札幌です。
今日は絶対に飲まなければなりません、暖かいから・・・
と言うわけで、本日のお勧めは・・・
お世話になります。
純米燗に参加される森喜さんのお酒をおすすめ致します。
はい 「るみ子の酒」すっぴん 22by です。
すっぴん=無濾過 荒走り 生 原酒 です。
スペックだけを見ると、かなり強烈なイメージです。
ただデータを見てもおとなしい?感じなのですが、飲んでみてびっくり!!
やはり「すっぴん」!!
出荷されて2年半を経過しておりますが、フレッシュさと独特の濃さを感じる仕上がり状況です。
良い意味で最近の「るみ子の酒」は、上品に仕上がってきていますね。
それはそれで良いと思います。
初めて出会った「るみ子の酒」は、ほとんど人のいない集落から出てきた、天然の女の子みたいな感じでした。
素朴で・・・
と言うよりも自然児みたいな酒でした。
それを見つけ出した、当時の酒屋の亭主の一言が忘れられません。
「この酒は、今にすごい酒になる」
正直、20代半ばの担当者には???
??? でした。
時にその味ゆえ、森喜さんにも厳しい質問(今思えば・・・)をしたことがあります。
失礼しました。
そこから一生のお付き合いが始まりました。
大変でした、正直・・・
でもね、その個性が売りになったのですよ!
今日のお酒は、その個性の一部を感じさせてくれる「すっぴん」です。
それでも垢抜けた「すっぴん」になりました。
森喜さんに出会って20年近くを経て、初めてお蔵に伺った時の写真を見直しました。
この写真は今から4年前にスタッフと行った時のものです。
セントレアから乗り継ぎ、乗り継ぎ、佐那具駅に降り立ちました。
そこからしばらく歩いて・・・
自作田を見て・・・
お蔵に到着!
ハイ、るみ子さんです。
いつも明るく素敵なるみ子さんです。
今回もやさしく迎えてくださいました。
なんとなく見たことのある・・・???
森喜モンド登場!
???
What is this?
この時の七不思議の一つです。
作業をしながらの説明を受けました。
ありがとうございます。
そして試飲、写っているのはこもりくの伊藤料理長です。
4年の月日が・・・
そしてお酒には直接関係ありませんが、この標語がやはり七不思議でした。
ジャガジャン!
未だに謎です。
興味のある方は、純米燗酒で直接お尋ねください。
その後お近くのお蕎麦屋さん
松尾さんで食事をいただきました。
素敵な店内。
お出汁たっぷりの出汁巻
もちろん
美味しいお蕎麦。
4年前の記憶、記録ですが、すでに懐かしいです。
時代も流れておりますが、お酒の世界の変化も激しいです。
その中の流れの中で、変化もしながら個性を発揮してくださる森喜さんのお酒。
きょうは「すっぴん」をよろしくです。
雄町しております。
ではでは~~~~